ISML2010特集 その1
さて、いよいよ日付変わって明日から最萌が始まります。
・・・え?最萌は夏からだ?
いやいや、世界ではもう最萌は始まっているのだよワ○ソン君!(キリッ
と言うわけで今回は1月1日からキャラクターのエントリーが始まる「International Saimoe League 2010」通称ISML2010の紹介です。
ISMLって何?
まず公式サイトはこちら→http://www.internationalsaimoe.com/
簡単に言うと、日本の2ちゃんねるで行われている「アニメ最萌トーナメント」の全世界版。と言っても、出てくるのは最萌でおなじみの日本のアニメキャラクターたち。世界中のアニメファン(2009年は台湾とかが多かった・・・ような気がします)の投票で一番萌えるアニメキャラクターを決めよう、と言うわけです。
日本の最萌と何が違うの?
大きな違いは2つ。
- トーナメントではなく、リーグ戦
- その年に放送されていない、過去のアニメのキャラクターも出場OK!
前者は読んで字のごとく、なんと本戦出場者50人*1が1対1の総当たり戦を戦います。そのため半年以上に及ぶ長大なスケジュールが組まれるのです。その後でリーグ戦上位者による決勝トーナメントが行われるのですがこれも「負けたら終わり」ではありません。詳しくは後で。
後者もそのままなんですが、さらにこの最萌には「シード枠」と言うものが存在します。前年のISMLはもちろん、日本の最萌や韓国のKorean Best Moe/Korean Super Best Moe、中国の最萌トーナメントの上位者が優先的に本戦・予選に出場出来るようになっているのです。こうやってみると、ISMLは「最萌グランドチャンピオン決定戦」のようにも思えてきます。
どうやって投票するの?
日本の最萌のような「掲示板に書き込む方式」ではなく、フォームに必要事項を記入して送信する方式です。なんとコード取りの待ち時間も必要なし!投票期間中に投票ページにアクセスすればいいだけ!お手軽!投票ページは英語で書かれていますが日本語への翻訳もあり、エントリー以外は「選ぶだけ」なので難しいことはないです。詳しい話は必要になった頃に書くつもり。
進行は?
基本的にエントリー→予選→本戦→決勝トーナメント、と言う順になります。今回から予選がかなり複雑になったので、これは次の記事で書こうと思います。
その前にエントリーのやり方だけ説明。エントリーは年明けて1月1日の午前9時から1週間です。1人につき12キャラクターまで推薦することが出来ます。と言うことでまず12人選んで下さい。但し注意点が4つ。
- 12人より少なくてもいいですが、4人以上入れて下さい。
- 同じキャラクターを2回書いてはいけません。
- 同じ作品ばっかではだめです。必ず3作品以上から推薦を出して下さい。(シリーズは1作品と数える)
- 以下のキャラクターは前年成績により既に予選/本戦への出場が決まっています。この人達は除外した上で選んで下さい。(上の方が赤太字になってますがとりあえず関係ないです)
シャナ・涼宮ハルヒ・坂上智代・藤林杏・逢坂大河・平沢唯・原村和・福路美穂子
柊かがみ・中野梓・岡崎汐・桂ヒナギク・長門有希・フェイト=T=ハラオウン・遠坂凛・朝比奈みくる
天江衣・C.C.・エルルゥ・羽入・古手梨花・古河(岡崎)渚・灰原哀・柊つかさ・日奈森あむ・平沢憂
ホロ・伊吹風子・一ノ瀬ことみ・池田華菜・イリアスフィール=フォン=アインツベルン・泉こなた・片岡優希
川嶋亜美・川澄舞・木之本さくら・金色の闇・倉田佐祐理・櫛枝実乃梨・ルイズ・マリア(ハヤテのごとく)
南千秋・御坂美琴・竜宮レナ・セイバー・鷺ノ宮伊澄・三千院ナギ・真紅・園崎魅音・蒼星石・水銀燈・翠星石
春原芽衣・高町なのは・東横桃子・月宮あゆ 以上56名
・・・つまり、10人−1人−1人でも良いと(こら
エントリーさせるキャラクターが決まったら、公式サイトのNominationsに飛んで所定の欄にキャラクターの名前を書いていきます。フォームは12行になっていて、1行1キャラクター。1行は2つの入力欄に分かれていますが左がキャラクター名で右が作品名です(両方書いて下さい)。またここだけは英語で書く必要があります(おそらくは)。と言っても大体はローマ字にすればいいだけですし、横文字などで気になる場合は公式サイトとかWikipediaとかを見れば大体解決するかと。書き終わったら「Submit Nomination」を押してデータ送信、お疲れ様でした。
<追記>日本語でもエントリーOKのようです。ただし、文字化けなどが起こる可能性もありますのでアルファベットを使っての投票をおすすめします。
エントリーの結果、投票数上位81名+αが1月31日から行われる予選に進出します!
*1:2009では64人でした!
ISML2010特集 その2<ISML2010の進行>
では、飛ばしてしまった進行の話をしましょう。上の記事もそうですが、一部詳しいことを省いているのでその辺は公式ページをご覧下さい。(英語ですが・・・一応Google翻訳はあります)
エントリー
上の記事で書いた通りです。さて、シード権についてここで少し説明を。上でシード権を持っている56人の名前を書きましたが、太字になっている上の16人は本戦からの参加。残りの40人は予選からになります。
この40人にエントリー投票上位81名を加えて合計121人。ここにさらに5人を加えて126人が予選進出者となります。この「+5」はいわゆるワイルドカードで、
- ボーダー上タイがいる場合は、126人以内でおさまるなら全員進出。
- ↑でまだ枠が空いているか、ボーダー上タイが多すぎて126人で収まりきらない場合、スタッフが選出を行って126人にする。
と言うことになっています。
予選
今回のISMLは本戦進出のチャンスが(シードを除いても)3回もあります。それぞれ第1次予選、第2次予選、第3次予選として説明します。なお第1次予選の敗者は全員第2次予選に進みますので勘違いしないように。(第2次→第3次も同様)なおそれぞれの予選での勝ち抜け(本戦進出)人数は第1次と第2次が14人、第3次が6人(前半2人後半4人)です。これにシードの16人を加えて50人となります。
第1次予選は9人を1グループにして(9人×14グループ)、三つ巴の対戦を4回行います(つまりグループ内のすべての相手と当たることになります)。この結果各グループ内で最も勝ち点*1の高い人が本戦進出です。
第2次予選は相手がすべて変わるようにグループを組み替えて(8人×14グループ)とします。グループ内でトーナメント戦を組みます。各グループの優勝者が本戦進出です。
第3次予選は前半戦と後半戦があります。前半は第2次予選のトーナメント1回戦・2回戦で負けた人が参加。全員の中から2人まで選ぶ投票を行い、上位2名が本戦進出。
前半で本戦進出出来なかった人と第2次予選のグループ内決勝で負けた人で最後のチャンスとなる後半戦を行います。24人×4グループに分けてグループ内で1人を選ぶ投票をします。それぞれのグループの最多得票者が最後の本戦の切符を手にします。
本戦
予選を勝ち抜いた50人による総当たりのリーグ戦です。上位16名が優勝者を決める決勝トーナメントに進みます。・・・以上、なんですがこの他に「ネックレス」をかけた争いというのがあります。これは月間チャンピオンのような物で、7戦を1つの区切りとして、その区間で最も成績の良かった人が宝石の名前を冠した「ネックレス」を獲得する、と言う設定になっています*2。このネックレスレースが長いシーズンのマンネリ化を防ぐスパイスになります。その他、参加者が独自に企画を行っていることもあるようです(結果に影響がある訳ではないですが)。また今回は本戦進出していない様々なキャラクターによる公式のエキシビジョンが毎回必ず1戦入ります。
決勝トーナメント
本戦49戦が終わるといよいよISMLのハイライト、決勝トーナメントの始まりです。決勝トーナメントはWBC等でおなじみの(?)ダブルエリミネーション方式。1度負けても優勝のチャンスがあります。1回戦は本戦の1位対16位、2位対15位、・・・8位対9位。2回戦は勝者のトーナメントと敗者復活戦のトーナメントに分かれ、勝者のトーナメントで負けた人は敗者復活に回ります。敗者復活のトーナメントで負けると本当に負けです。最終的に2つのトーナメントで優勝者が出るのでその2人で決勝戦。但し敗者復活トーナメントの勝者が優勝するには勝者トーナメントの優勝者相手に2連勝しないといけません。 この辺はトーナメント表見た方が早そうなのでまた後で触れ直す予定(?)。なお決勝トーナメントでもエキシビジョンマッチがある予定です。
と言うことで長々と説明してきましたが、とりあえず「一番萌えるキャラクターを決める」と言うところには変わりないので、興味があったらサイトを除いてみてはいかがでしょうか。あと最後に注意事項。 投票は1つの試合につき1人1回まで!多重良くない!