ISML2010特集 その2<ISML2010の進行>

では、飛ばしてしまった進行の話をしましょう。上の記事もそうですが、一部詳しいことを省いているのでその辺は公式ページをご覧下さい。(英語ですが・・・一応Google翻訳はあります)

エントリー

上の記事で書いた通りです。さて、シード権についてここで少し説明を。上でシード権を持っている56人の名前を書きましたが、太字になっている上の16人は本戦からの参加。残りの40人は予選からになります。
この40人にエントリー投票上位81名を加えて合計121人。ここにさらに5人を加えて126人が予選進出者となります。この「+5」はいわゆるワイルドカードで、

  • ボーダー上タイがいる場合は、126人以内でおさまるなら全員進出。
  • ↑でまだ枠が空いているか、ボーダー上タイが多すぎて126人で収まりきらない場合、スタッフが選出を行って126人にする。

と言うことになっています。

予選

今回のISMLは本戦進出のチャンスが(シードを除いても)3回もあります。それぞれ第1次予選、第2次予選、第3次予選として説明します。なお第1次予選の敗者は全員第2次予選に進みますので勘違いしないように。(第2次→第3次も同様)なおそれぞれの予選での勝ち抜け(本戦進出)人数は第1次と第2次が14人、第3次が6人(前半2人後半4人)です。これにシードの16人を加えて50人となります。
第1次予選は9人を1グループにして(9人×14グループ)、三つ巴の対戦を4回行います(つまりグループ内のすべての相手と当たることになります)。この結果各グループ内で最も勝ち点*1の高い人が本戦進出です。
第2次予選は相手がすべて変わるようにグループを組み替えて(8人×14グループ)とします。グループ内でトーナメント戦を組みます。各グループの優勝者が本戦進出です。
第3次予選は前半戦と後半戦があります。前半は第2次予選のトーナメント1回戦・2回戦で負けた人が参加。全員の中から2人まで選ぶ投票を行い、上位2名が本戦進出。
前半で本戦進出出来なかった人と第2次予選のグループ内決勝で負けた人で最後のチャンスとなる後半戦を行います。24人×4グループに分けてグループ内で1人を選ぶ投票をします。それぞれのグループの最多得票者が最後の本戦の切符を手にします。

本戦

予選を勝ち抜いた50人による総当たりのリーグ戦です。上位16名が優勝者を決める決勝トーナメントに進みます。・・・以上、なんですがこの他に「ネックレス」をかけた争いというのがあります。これは月間チャンピオンのような物で、7戦を1つの区切りとして、その区間で最も成績の良かった人が宝石の名前を冠した「ネックレス」を獲得する、と言う設定になっています*2。このネックレスレースが長いシーズンのマンネリ化を防ぐスパイスになります。その他、参加者が独自に企画を行っていることもあるようです(結果に影響がある訳ではないですが)。また今回は本戦進出していない様々なキャラクターによる公式のエキシビジョンが毎回必ず1戦入ります。

決勝トーナメント

本戦49戦が終わるといよいよISMLのハイライト、決勝トーナメントの始まりです。決勝トーナメントはWBC等でおなじみの(?)ダブルエリミネーション方式。1度負けても優勝のチャンスがあります。1回戦は本戦の1位対16位、2位対15位、・・・8位対9位。2回戦は勝者のトーナメントと敗者復活戦のトーナメントに分かれ、勝者のトーナメントで負けた人は敗者復活に回ります。敗者復活のトーナメントで負けると本当に負けです。最終的に2つのトーナメントで優勝者が出るのでその2人で決勝戦。但し敗者復活トーナメントの勝者が優勝するには勝者トーナメントの優勝者相手に2連勝しないといけません。 この辺はトーナメント表見た方が早そうなのでまた後で触れ直す予定(?)。なお決勝トーナメントでもエキシビジョンマッチがある予定です。
  
と言うことで長々と説明してきましたが、とりあえず「一番萌えるキャラクターを決める」と言うところには変わりないので、興味があったらサイトを除いてみてはいかがでしょうか。あと最後に注意事項。 投票は1つの試合につき1人1回まで!多重良くない!

*1:状況に応じて6点を按分。4-2-0か3-3-0か4-1-1か2-2-2になります

*2:なお、7戦全勝はたくさん出ますので「強い相手と戦った人がエラい」ということになります