今年を振り返ってみる・デジタル編

デジタル分野の2007年は本当にめまぐるしかったのではないでしょうか。2006年終盤のゲーム機戦争を引きずって始まった今年。ソフトバンクよろしくWiiがライトユーザーをかっちり取り込んでDSほどではないものの社会現象レベルにブームを広げたのはいいのですが、Xbox360にとってのキラータイトルアイドルマスターになるとはまさか思わなかった(笑)。あれで箱=洋ゲーのイメージが払拭されたと思えばちょうど良かったのかもしれませんが。後れを取ったPS3も良い仕事はしてると思うので、あとはビッグネームの登場に期待でしょうか。
その(第2次?*1アイマスブームの陰の立役者と言っていいであろうニコニコ動画アイマス自体を脇に置いてもニコニコ動画の影響力はすさまじいものがあったなあと、個人的には。YouTubeの規制強化(10分超の長尺動画UP禁止など)でしぼみそうだった動画共有を結局定着させる形になったと思っとります。
ニコニコ動画で大ブレークしたと言えば、ヴァーチャルシンガー・ボーカロイド。つまり初音ミクとかですね。ここまで来るともうなんでも流行るのか!の領域ですが、でもボーカロイド自体ミク登場前からニコニコでは使われてたはず。エアーマンとか。
PC自体も大変革。なんと言ってもVistaイヤー*2だったわけですが、Vistaの動作に必要不可欠だったのがグラフィック環境。地デジ・動画共有・Vistaとグラフィックパワー需要が急騰した1年でしたねぇ。DirectXもバージョン10が出て、各社一斉にグラフィックボード更新となりました。実はもう10.1が出てるんですが(^^;;
2006年は「Web2.0」なんて死語(ぉぃ)が示す通り「見る」から「書く」への変化が進んだわけですが、今年はこれに「見る・聞く」という形態が加わったようです。あと残すのは「話す・録って見せる」というもの。これが定着するのは・・・まだ先かもしれないですねぇ。

*1:AC版を第1次とした場合

*2:嫌ーとか言う人は・・・いそうだなw