夏のアニメまとめ

<追記>後半戦書きました
アニメの感想どころかまともな記事もほとんど書いてない最近のうちの日記ですが、改編の時くらいはリマインダ的な意味も込みで書いていきませう。
さらに、今回はピッコロさん@ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人の企画「今期終了アニメ(9月終了作品)の評価をしてみないかい?6」にも参加させて頂こうと思っております(簡単に言うと評価点がつきます)。まずピッコロさんのサイトから企画概要を。

この企画は、前期から続いている2クール作品、7月より始まった1クール作品・・・
これら今期終了作品(9月終了)の評価を点数で表してみようじゃないかというものです。6つの評価項目(各5点満点)に点を割り振って頂き、
最終的に皆様から集計した各項目の総合点の平均を算出して、掲載したいと思っております。

<評価項目について>
今回、作品を評価するにあたって評価項目を6つ設けることにしました。具体的には以下の通りです↓

ストーリー
キャラクター性
画
演出
音楽
総合的な評価

続いてそれぞれの項目について説明させていただきます
ストーリー・・・脚本、設定も含めて、破綻がないか。テーマ性を貫けていたか。そしてオチがしっかりしていたか等。
キャラクター性・・・キャラクターの魅力。キャラクターと声優の声のイメージが合っているか等。
画・・・キャラクターデザインに忠実か。作画の破綻、崩壊がないか。よく動いてるか等。
演出・・・声優の演技。盛り上がりを作れているか。BGMや挿入歌が効果的に使われているか。カメラワークや構図の工夫。各話の引き等。
音楽・・・OP・EDが作品の雰囲気に合っているか。BGMや挿入歌の評価等。
総合的な評価・・・この作品を面白いと思ったか、また満足度。他人に薦められる作品か等。

<評価項目は各5点満点>
それぞれの評価項目は各5点満点となっております。6項目ありますから、それらを全て加算した総合点は30点満点となります。

一応評価の指標として、5点:とても良い 4:良い 3:普通(及第点) 2:惜しい。何かが足りないレベル 1:悪い 0:かなり悪い

*注意1)評価項目は6つございます。その中の「総合的な評価」は総合点ではございません。お間違いなきよう

こんな感じになっています。なお、私のでは5点の中でも特に良いと思ったものには「5+」をつけてます。*1(あくまで個人の解釈ですが)クロレビで言うとこんな感じにするつもりです。

この記事 クロレビ
5+ 9〜10

あくまで目安ですが。
では本題に。

狼と香辛料II

ストーリー3
キャラクター性5
画4
演出1
音楽3
総合的な評価2
合計18

1期視聴済み・原作未読。何というか・・・不思議な作品でした。絵もシナリオも結構完成度は高いように思えたのですが、次も見ようと思わせるわくわくや期待感がなかったんですよね。1つの大きな原因は全体的な説明不足ではないかなと思っています。状況がかなりめまぐるしく変わっていくのに説明が少なくてちょっとついて行けない、何が起こっているのか分かりづらいと言う印象でした。設定なら調べれば分かるので説明はしょっててもあまり気にしないのですが、場面場面の状況となると話が変わるみたいです。ただ、ホロとロレンスの名カップルっぷりをはじめ、さまざまなキャラクターは引き立てられていたかと思います。

ハヤテのごとく!!

ストーリー4
キャラクター性5
画5
演出3
音楽5
総合的な評価4
合計26

1期未視聴・原作も未読。ギャグアニメによくある、MADの素材に何度も選ばれるような「名言」はほとんどなく、パロディも(1期の評判にしては)序盤と最終話を除いてかなり抑えめになっていました。当初の宣言通りハヤテに対するナギ・ヒナギク・ハムら女子の恋愛模様の描写に徹したと言うことでしょう。それでも笑いはしっかり押さえていて、設定も活かしたお約束・あるあるネタを中心にしたラブコメとなると「スクールランブル」あたりが思い浮かびますが構成はそれに近いかと。キャラクターの魅力については1期を見ていれば言わずもがなでしょうか、2期から見ても十分伝わってきました。特にナギ(全編通して)・ヒナギク(ヒナ祭り祭り等)・咲夜(誕生日絡みで2回)に関しては掘り下げもしっかりされていて、感情移入出来るところが大きかったと思っています。OPED合わせて4曲ありましたが綺麗な曲から電波系までバラエティ豊か、かつどれも良い曲だったと思います(売上はあまり芳しくないようですが・・・

懺・さよなら絶望先生

ストーリー4
キャラクター性3
画2
演出3
音楽4
総合的な評価3
合計19

原作こそ未読ですが1期2期と歯に衣着せぬ風刺ネタの鋭さに笑わせて頂いている作品。今期はネタの鮮度が光りました。・・・と言うか何日で1話作ってるんでしょうかここのスタッフ(笑) そのことを自虐する場面すらあったような・・・それはさておき今期もネタはいつも通りの面白さという感じでしたがいわゆる「危ない」ネタはやや自重気味だったか。新キャラクターが何人か登場しましたがいつもの絶望少女達の陰に隠れてしまってあまり印象に残らなかったです。ちょっと無駄な登場だったかも。OPEDともにこちらもいつも通りの絶望。OPの林檎もぎれビーム!は前半でもろ音歪ませといて後半で普通のメロってのはどうなんでしょうか^^;年1ペースで作っていけば原作ストックも途切れないので、来年もどっかで元気な2のへが見られたら嬉しいですね。

GA 芸術科アートデザインクラス

ストーリー4
キャラクター性5+
画5
演出5
音楽4
総合的な評価5
合計28+

原作未読。肩の力を抜いてみられる日常アニメとして申し分のない完成度だったと思います。とにかくGA5人組の作り出す雰囲気が素晴らしかった。「グレーな日常をカラフルに彩る」と言う意味では間違いなく色彩戦隊イロドルンジャーw 作画の面でも、特に登場人物達の”空想”の描き方が良かったかなと思います。紙芝居回の「こっちの世界にモンスター送りこんだの誰や!」*2とか笑いましたねぇ。あと上げるときりがないので割愛しますが^^; OPEDはシングルにならないことだけが残念。EDはバージョン違いがあったから難しかったかな・・・
どうしても美術漫画という同系統のひだまりスケッチと比較されてしまう訳ですが、ひだまりの方が内面の描写では優れているけれどもキャラクターの動かし方はこっちのが上だと思います。というのもひだまりが年少組と年長組で少し登場場面などですれ違ってる感じがするのに対してGAはちゃんと5人でまとまってるので(最後のナミコさん欠席エピソードとかあざといよなぁ)。
1つ注文をつけるなら、美術部組の出番がもう少しあっても良かったかもしれません。それでGA5人組の方がおろそかになったらそれはそれで困るのでやってみないと、ではあるのですがね。
いろいろ書いてきましたけど30分眺めて楽しい気分になれるアニメだと思うので、まだ見てない方は軽い気持ちで一度見てみては?ということで。

咲-Saki-

ストーリー3
キャラクター性3
画3
演出5
音楽3
総合的な評価4
合計21

原作未読。麻雀はルールぐらいは既知。とにかくド派手な演出と百合展開が目を引きましたね。というか福路キャプテンと竹井部長がくっつくとか誰が想像したw 団体戦決勝のあたりまでは各校生徒の掘り下げもあって上手くキャラクターの魅力で話回していけるかなと思ったのですが、それ以降は何か百合と萌えだけに走っていたように見えてしまったのがちょっと残念。元々出てくるキャラクターが20人以上と多いので萌えアピールに走ってもどうしてもみんな中途半端になっちゃってるなと。あと(2期でやるんだとは思いますが)咲の家庭関係はもう少しやって欲しかった。でないと咲が主人公に見えないです(
  
あと2本(ハルヒ化物語)残っていますが、これは化物語の配信が終わった頃に。 ベスト賞もそこで。→この記事

*1:でも5点は5点。合計に付いてる+は上6つに入っている5+の分だけ付いてます

*2:セリフ間違いはご容赦下さい・・・そこまで覚えてないっす^^;