2010春(4月〜6月) のアニメまとめ。

今期も見た終了番組をまとめてみます。 (過去分→2009夏/後半 2009秋 2010冬
今回もピッコロさんの企画「今期終了アニメ(6月終了作品)の評価をしてみないかい?9」に参加させて頂きます。
評価基準は過去の記事をご覧ください。今期終了は8本・・・なんですが化物語の最終話配信を見損ねるポカをやらかしたのでとりあえず7本で行きます。ベスト賞と化物語は遅れますがご了承ください。(7/30 3:42追記)化物語見ましたので点数だけ上げてTB送信しました。コメントとベスト賞は後で。(7/30 18:34追記)化物語のコメントとベスト賞も上げました。今期分の更新は以上です。
↑だいたいこの辺までテンプレ

Angel Beats!

ストーリー 3
キャラクター性 4
画 5
演出 4
音楽 5
総合的な評価 3
合計 24

まず、放送前にテーマとして掲げていた「人生賛歌」という印象は自分にはありません。結局、このアニメを見てどうしたら満足して一生を終えられるのか、ひいては自分の人生をどう生きるかを考えるきっかけになったらいいのかなぁと思ったりしています。はっきり言ってかなり駆け足だった感は否めないでしょう。もっとも象徴的だったのが過去をみた音無の考え方と態度が180度近く変わってしまうこと。かなで(天使)についてはまだ理屈通るんですけどね・・・今思えば音無と近づいてること自体が伏線だとか( 絵と音は実績通り、申し分ありません。

さらい屋五葉

ストーリー 1
キャラクター性 2
画 3
演出 1
音楽 3
総合的な評価 1
合計 11

・・・すみません、話の中身が全く頭に入ってきませんでした^^;見逃しも複数話あるので本来評価すべきかどうかギリギリのラインなんですが最終回見たので加えておきます。主人公は腕は立つけど気の弱い侍という設定でバトルがいろいろ起こるのかと思えばそうでもなく、タイトルの「さらい」もそれほどあるわけでもなく、ただ五葉近辺の内情調査ばっかりやってた印象しかない(汗 登場人物の名前も似た名前が多くて一致させるのに時間がかかるので、じっくりと腰を据えて見るべきアニメなんだろうと思います。

閃光のナイトレイド

ストーリー 3
キャラクター性 2
画 4
演出 4
音楽 5
総合的な評価 3
合計 21

要素要素で見ると面白いところは結構ありました。桜井さんの飄々としたところとか、話数忘れたけどバイオリニストが職に殉じるところとか。ただ全体で見て面白かったか?と聞かれると微妙だと答えざるを得ないんです。結局つなぎの要素が不足していたり、話の進展がわかりづらかったのが原因なのかもしれないです(し、全然違うかも)。OPとバイオリンは屈指の秀逸さでした。

デュラララ!!

ストーリー 5
キャラクター性 5
画 4
演出 5+
音楽 5
総合的な評価 5+
合計 29++

まず次回への引きが非常に上手かったと思います。半年の間これだけわくわくさせてくれる作品は久々に見た気がします。そしてキャラの濃さ。前半の各キャラの担当回が各エピソードでちゃんと面白く作ってあって、そこでキャラを立てておくことで後半トンデモが起こっても作品に入り込めたんじゃないかなぁと思います。それから首のないセルティをあそこまでかわいく演じてくれた沢城みゆき嬢には脱帽。あと池袋の再現力にも脱帽。(池袋の)現物見て黒バイクが走ってる想像ができるんですよ?てか1話はそれだけ目当てで継続してましたし(

増田こうすけ劇場ギャグマンガ日和

ストーリー 2
キャラクター性 2
画 1
演出 2
音楽 3
総合的な評価 2
合計 12

何というか、絵が生々しすぎてもはや笑えない回の方が多かったので・・・^^;ひたすらグロで笑い取りに行ってたりとかいうこともあったように思います。でも伝説の(?)「ソードマスターヤマト」と「変態紳士」がみられたので見た価値はあったと思います。

迷い猫オーバーラン!

ストーリー 4
キャラクター性 5+
画 2
演出 3
音楽 2
総合的な評価 5
合計 21+

霧谷希が純粋すぎて萌え死んだ!12話の「とくべつのすき」に撃ち抜かれたのは自分だけじゃないはず!とか言うのはさておいて、心温まる話が多かったように思います。伝わらない気持ちにニヤニヤするも良し、家族愛(?)に心打たれるも良し。監督各話交代制と言うことでしたが、これだけ幅の広いエピソードを1つのシリーズでやれるのは強みになったんじゃないでしょうか。その分変な話も出てきましたがw

WORKING!!

ストーリー 4
キャラクター性 5
画 4
演出 3
音楽 4
総合的な評価 4
合計 24

個人的には広橋涼の演技が久々に聞けて非常に満足だったわけですが、小鳥遊君のミニコンネタに伊波さんの器物破壊ネタ、店長と音尾さんの絡みと笑いどころ満載のシチュエーションコメディという感じでした。ただ笑いに関しては後半やや薄めになってきて、代わりに伊波さんと小鳥遊君のカップリングをいじってニヤニヤする番組になってました。作品としての空気作りは上手くいってたと思います。見逃した1話を再視聴して1話終わりのSOMEONE ELSEで泣けました。

化物語

ストーリー 5
キャラクター性 4
画 5
演出 5
音楽 5
総合的な評価 4
合計 28

全体的に非常に優等生な作品。ストーリーはキャラクターの葛藤が上手く描けていたのがよかったように思う。キャラクターについてはパンチこそ欠けるが上述の部分もあってキャラ立ち十分。静と動のメリハリの効いた絵は今後の作画省力化のお手本になりそう。ネット配信が遅れたのは残念。

ベスト賞

セルティ曰く「人の困った顔を見るのが大好きな情報屋」だそうだが、その実人を絶望のどん底に陥れておいてそこから這い上がってくる姿や乗り越えた先を楽しみにしている人間に見えた。人を育てるという意味ではここまで出来た人はそういないのでは。

メイン張った作品が軒並み当たるとか・・・ともかくも存在感が光る役が多かったですね。あと見てないけど荒川さんのリクもでしたね。

花澤さんと迷いましたがセルティみたいな難役は今後しばらく出ないと思うので。

おまけ

デュラララ!!の後半はメイン3人のエピソードをつまみに折原とセルティがやり合うアニメ。セルティが必死であの抗争を止めに行ったのは結局居場所を守りたかったんじゃないのかなぁ。
化物語のラスト2話は阿良々木君が初めてわがまま言った話・・・で良いよね?( ラストシーンこそ弱いですがひたぎとのデート回にも負けない強烈な展開でした。DVDのコメンタリーキャラ崩壊ひでぇ。 あとブラック羽川かわいい。