2010冬(1月〜3月) のアニメまとめ。
今期も見た終了番組をまとめてみます。 (過去分→2009夏/後半 2009秋)
今回もピッコロさんの企画「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?8」に参加させて頂きます。この調査も8回目だそうですが、過去7回(全体)合計点1位のアニメを1度も見ていないと言うのがちょっと悲しかったりする今日この頃(その作品を見なかった自分に対してってのもあるし、見て面白かった作品が点数伸びなかった時もあるけどw)。
今期終了は7本。評価基準は過去の記事を見て頂くとしまして本題へ。今期は何か書きにくかった・・・
とある科学の超電磁砲
ストーリー 2 キャラクター性 5 画 4 演出 5 音楽 5 総合的な評価 4 合計 25
禁書目録の続編ということで期待度の高かった作品。映像は躍動感があり、OPEDも秀逸でした。キャラクター面では黒子の変態っぷり、覚醒(?)初春*1、レベルアッパー事件以降の佐天さんなどが印象的。伊藤かな恵については出世作になったか?*2 ストーリーについては、レベル6シフトがインデックスとレールガンで計2回取り上げられたにもかかわらず、学園都市の暗部にほとんど踏み込まずに学生側の言い分だけで一方的に終わらせてしまった点に関しては非常に残念。
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
ストーリー 5 キャラクター性 3 画 4 演出 5 音楽 5 総合的な評価 4 合計 26
テレ東がアニメオリジナル作品専用枠「アニメノチカラ」を創設して最初の作品。とりあえず雰囲気だけでも結構楽しめた作品。作中世界を美しく描いたことについてはおそらく歴代でも屈指かと。戦争の経験も記憶もない「軍にいながら軍の人間でない」カナタと、隊の他のメンバーのそれぞれの視点を交えつつ戦後の世界を「魅せた」。戦争に絡む微妙な部分をあえて避けずに人間の交流を描こうとした姿勢は評価したいところ。キャラクターについては、一瞬「ん?」と思わせる崩れ方をした部分があったようななかったような。
おまもりひまり
ストーリー 3 キャラクター性 3 画 3 演出 2 音楽 2 総合的な評価 3 合計 16
ヒロイン達がそれぞれの立場と思いで優人に迫るラブコメ。ストーリーはあってないようなものか、ただ最終話で「ひまりに光渡し発動」と言う展開を持ってくるのは驚きました。 「あやかしサウンドシステム」*3と優人の猫アレルギーは気が付いたら忘れていました(笑)
ひだまりスケッチ×☆☆☆
ストーリー 4 キャラクター性 5 画 4 演出 5 音楽 4 総合的な評価 5 合計 27
癒し系でもない(気がする)日常アニメが今年も帰ってきました。まさかの3期でしたが原作枯渇も何のそののクオリティ、キャラもよく立ってて安心。以前「ゆの・宮子とヒロ・紗英の間で関係が薄い」みたいなことを書いたんですがそれも新1年コンビの登場で変わり、6人でのひだまり荘エピが増えたように思いました。
れでぃ×ばと!
ストーリー 3 キャラクター性 4 画 3 演出 3 音楽 2 総合的な評価 4 合計 19
Mnemosuneとかのこんに続くAT-Xでしか放送出来ないXEBEC作品第3弾(笑) 基本的には朋美とセルニアの話なんですが他のキャラももっと出してあげてー!とふと思ってしまうほどに背景含め魅力的なキャラがいました。話としてはヒロインたちが自分の恋心に気付くまでを描いたと言うことで男子は秋晴までも半ばのけ者扱い。 これ女子が見たらどういう反応になるのかは微妙に気になるかも?
君に届け
ストーリー 5 キャラクター性 5+ 画 3 演出 5 音楽 2 総合的な評価 4 合計 24+
能登ナチュラルメイクの方がかわいいよ能登(笑) というわけで両主人公の好演が光る作品でした。てか風早は男でも惚れるってあれ(ちょっと言いすぎだけどw)。あの2人の幸せそうな感じは見てる側にもものすごく伝わってきました。その他感情表現が非常に上手かったのが特徴的か。で、いつつきあうの?
ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド
ストーリー 4 キャラクター性 4 画 3 演出 4 音楽 3 総合的な評価 4 合計 22
前半で人とヴァンパイアの関係を描き、後半でヴァンパイアの間でのいろいろをやり、全体的にはミナとアキラの話だったと。 ミナ役の悠木さんはこういう声もやれるんですね。悲しげな顔(?)とか綺麗だった。 2人目の真祖を出すことで「種族の存続のために真祖の子孫を残さなければならない運命にある」というミナとアキラの関係における大障害を(メタ的な意味で)消してしまったのは見事。ただ根本的な種族の違いとかミナが王の位置にいることは変わりないわけで、それが最終的にエピローグで少し触れていた破滅に繋がっていくのかもしれませんが・・・2期あるの?
ベスト賞
- キャラクター:佐天涙子(とある科学の超電磁砲)
人間的に活き活きとしていたのが一点。24話通して成長が描かれていて感情移入しやすかったのがもう一点。
今期は風早くんだろうなぁと。
- 女性声優:悠木碧(ミナ・ツェペッシュ@ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド、ノエル@ソ・ラ・ノ・ヲ・ト)
両者とも印象的。弱冠18歳にしてこれだけの演技ですか・・・
レールガンと迷ったんですけどねー。
- ED:さくらさくら咲く〜あの日君を待つ 空と同じで〜(ひだまりスケッチ×☆☆☆)
出会いと別れの季節にぴったりの歌。何かmarbleっぽくないけどw