2011冬アニメのまとめ。

今期は女神が2人も生まれたけれど、その裏で一人神を否定し続ける上条当麻さんがかっこよかった。そんな2011冬アニメは完走8本。今回もピッコロさんの企画「今期終了アニメ(3月終了作品)の評価をしてみないかい?12」に参加させて頂きます。
評価基準はいつも通り過去の記事をご覧ください。

這いよる!ニャルアニ リメンバー・マイ・ラブ(クラフト先生)

ストーリー 1
キャラクター性 4
画 3
演出 3
音楽 2
総合的な評価 2
合計 15

1期見てパロディとノリの良さを期待したのですが2期ではどちらも抑えめになってしまったようで残念。真尋さんの伝家の宝刀0Fフォークも(12話まで)なかったですし、1期以上のものを見いだせなかったかも。3期やるときはぜひ放送の限界に挑戦して頂きたい(笑

放課後のプレアデス

ストーリー 2
キャラクター性 3
画 5
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
合計 23

スバルアニメ(違 もとい、まどかマギカのカウンターパートその1。 画とキャラと雰囲気は良かったのですが30分の尺にほぼ1クール分の内容を無理矢理詰めてしまったために唐突すぎる部分が結構見えていたのが残念。結局みなとは何がしたかったのか?屋上の植物園の正体は?と謎もかなり多かったですし、もっといろんなシチュエーションで動いてるところが見たかったなぁとも思いますし、とにかく不完全燃焼でした。・・・ので続編期待!

フラクタル

ストーリー 5+
キャラクター性 4
画 5
演出 3
音楽 3
総合的な評価 5
合計 25+

まどかマギカのカウンターパートその2。 いわゆるディストピアものに範を取りながら全く絶望感を感じさせない終わり方には驚きの一言。あの結論を提示したこと自体拍手を送りたいところ。
一話一話に描かれる人の生き様を見ながらいろいろ考えるのがこの作品の一つの見方。一方で全体構成でもなるほどと思わせる部分が結構ありました(最終回直後の感想も参照)。
結論を踏まえてもう一度見直すとちょっと見方が変わるかもと思ってます。
ただし、1話から不安定で最終話の重要シーンで何か噛んでた津田美波さんの演技だけはなんとかして欲しかったです。

これはゾンビですか?

ストーリー 3
キャラクター性 5
画 3
演出 5
音楽 3
総合的な評価 4
合計 23

11話のラストシーンのために残り10話が存在したと言ってもいいくらいのアニメ。ユーは11話ラストのほかに少なくとも2回言葉を発してるはずなんですがこれをことごとく文字演出にして件のシーンまでボイス公開をじらした演出がニクい。CVを1話放送開始まで明かさず「どんな声なんだ?」と話題性をあおった上でじらしにじらしての11話、「やっと聞けた!」という感覚が歩の心情とオーバーラップしてくるんですよね。
個人的には、12話みたいな暴走コメディ要素ももうちょっと見てみたかったかなと。

とある魔術の禁書目録II

ストーリー 4
キャラクター性 5
画 5
演出 5
音楽 4
総合的な評価 4
合計 27

前期から安定の戦闘シーン、安定の作画。前期からのファンなら安心して見られたのではないでしょうか。2期では一方通行の活躍も見られてうれしい限り。今後は木原編のようなきつい話も多くなってくる(原作的に)のでそれに抵抗なければ楽しめるかと。あと設定は例によって要補完と言うことで。

フリージング

ストーリー 1
キャラクター性 3
画 2
演出 4
音楽 3
総合的な評価 2
合計 15

まさかの2期やる気満々エンドに辟易。別に続くエンド自体嫌ってるわけではないんですが今回はちょっと余りにも唐突に新勢力が登場してきて・・・^^;
能登さんサテラと花澤さんラナは良かったんですけどね、でも何か印象に残りづらかったな・・・
続編あっても見ないかもしれない・・・能登アニメなのに(ぇ

魔法少女まどか★マギカ

ストーリー 2
キャラクター性 4
画 4
演出 5+
音楽 5
総合的な評価 3
合計 23+

とりあえず、視聴者を絶望のどん底に陥れ、作品世界にぐいぐい引き込む演出については文句なく素晴らしかったと思います。最後が多少(どこじゃないけど)ご都合主義っぽい終わり方*1になりましたが、どうやら許容されそうですね。それもまさに演出あってこそで、視聴者にマミやさやか、杏子を助けてほしいと願わせたら作り手大勝利なんじゃないでしょうか。ただ自分としてはそこまでは行かなかったかな。
しかし、緊張と不安だけが先行して楽しめたかと言われるとそうでもなかった作品だったかなぁ。というのもショッキングな演出の副作用で9話までのマイナスがあまりにも大きすぎて、最後のまどか覚醒がそれを覆すほどのカタルシスにならなかったのが原因じゃないかと思います。

けんぷファー fur die Liebe*2

ストーリー 3
キャラクター性 4
画 3
演出 4
音楽 4
総合的な評価 4
合計 22

本放送時と変わらぬけんぷファークオリティ。男に女にと次々返信させられ苦労人なナツル君、2人きりになっても思いを伝えられない紅音ちゃん、そして相変わらず男に興味のない楓さん。久々だったと言うこともあってかなかなか面白く、フレッシュに見れました。あと、EDやまなこコンビ大復活にはちょっとびっくり。

君に届け 2ND SEASON

ついに届きましたね。告白回を見逃してしまったので(あと1話とか結構いろいろ見逃してる)今回は評価対象外としますが見てると雰囲気に惹かれる、いいアニメでした。ただ何故か次を見る気は起きなかったなぁ。しかしラスト2話見ても2人の甘々っぷりが十分すぎるほど伝わるんですがw

ベスト賞

この2人は今期どころかここ1年でもトップの印象に残った演技。

今日のおまけ

「彼女たちがふりまく恋の魔法に陥落しちゃって♪癒し系ガールにほっこり気分」*3←これはこれゾンに使うべきだったんじゃね?ネタバレになるけど(

*1:パターンだけから言えば「これだけはやってくれるなよ、と言うかないだろう」って言うパターン

*2:14話のみ、イベント&DVD/BD限定の13話は未視聴。

*3:電撃G's マガジンによるまどかマギカのあおり文句。放送前→3話の落差の象徴みたいなもの。最後の展開でブッチーのハートフル宣言は一応正当化されたがこれをトゥルーにすることはさすがにできなかったw